三重県東員町は6月から、家庭から出る廃食油の回収を始める。
バイオディーゼル燃料製造施設が2月に完成し、ディーゼルエンジンで走る町のごみ回収車でテスト運行を開始。排ガスからはほのかな天ぷら油のにおいがしているという。
町によると、各家庭からの回収は500ミリリットル以上のペットボトルに入れた廃食油を町内93の自治会ごとの資源ごみ回収日に合わせて専用のかごを設置し、月1回実施する。
現在は給食センターから出る天ぷら油を精製し、排気量6000CCのディーゼルエンジンを積んだごみ回収車を走らせている。
給食センターからは年間約4000リットルの廃食油が出て、ごみ回収車1台を1年間走らせる燃料に相当するという。各家庭からの回収は年間約8000リットルを見込んでいる。
町生活環境課では「捨てる廃食油をリサイクルすれば立派な燃料になる。ぜひ回収に協力を」と呼び掛けている。