晃秀機工:新規事業、食用油再利用しB5燃料製造へ 大牟田市と立地協定結ぶ /福岡
大牟田市馬込町の電気・配管工事業、晃秀機工が、環境に優しいバイオディーゼル燃料(BDF)を製造する新規事業に乗り出す。原料は植物性食用油で、市内の学校給食や食品工場などが使用したものをリサイクルする。同市健老町の大牟田エコタウンに工場を建て、5月ごろに操業を始める。
国は二酸化炭素排出削減のため、新燃料としてBDFを5%混ぜた軽油(B5燃料)の使用を推奨している。自動車業界はB5燃料を軽油100%同等品とみなしており、今後さらに普及するとみられる。ただ、価格は軽油100%に比べ、やや割高という。
晃秀機工は食用油からBDFを精製後、B5燃料にして販売する。この事業は、全国二十数カ所で行われており、県内は北九州市と久留米市の企業に次ぎ、3社目という。
同社によると、月に4000~5000リットルの廃油を回収し、不純物を取り除いて歩留まり約90%のBDFを精製する。年間約100万リットルのB5燃料を生産し、運送会社や建設会社などに販売。売り上げ目標は年間1億円以上としている。